生活者への一歩は観光から
ブログは今日から上げなくていいということでしたが、感じたこともあったため、書きたいと思います。
昨日まで研修ということで、インターンを中心に生活し、ベトナムで生活者になることを目的に行っていた今回の研修。
昨日までは、帰国までに一度行ってみたいと思っていた、マッサージやネイルをして買い物をしようと思っていました。
しかし、朝起きたときにふと感じました...
よくよく考えると自分は全然観光というものをしていないということです。
私は、生活者になる始めの一歩はその町の基本を知ることだと思っています。
つまり、観光という原点に立ったのです!!
そこで、今まで見ていなかった、ホーチミンの主要な観光地を見て回ることにしました。
始めに統一会堂に行きましたが、お昼休みの時間で閉まっていました。仕方なく1時間ほど時間をつぶすべく、聖母マリア大聖堂とサイゴン中央郵便局に行きました。
大聖堂は、教会の大きさといい、雰囲気と言い、とにかく圧倒されました。
東洋のパリとは、まさにこのような景色を見て言っているのだと思います。
中央郵便局は、趣ある大きな建物の中に、ATMや電話などさまざまなサービスがありました。
ポストカードを販売していたため、ついお土産に買ってしまいました。(笑)
その後改めて統一会堂に行きました。
見た目はとても綺麗で美しいですが、戦争中のキーとな場所と言うだけあって、地下の管制のための場所などは、見た目ととてもギャップがありました。
その後、お土産などの買い物をして、雨がひどかったのでタクシーに乗り込み、一度ホテルに帰りました。
夕食は、任意の食事会ということでしたが、先生自身の考え方を学ぶことができましたし、ごはんもとても美味しかったので最後の夜にふさわしいものになったと思います。
明日はついに最終日。
行き残した場所、したかったのにしなかったことのないようにしたいです。
研修中の課題~フィールド・ノート~ Nguyen Huu Canh
朝目覚めると、既にクラクションの音が鳴り響いている。
日本とベトナムではクラクションの役割は異なっている。
日本では、危険な時にクラクションを鳴らす一方で、ベトナムでは、自分の存在を相手に知らせるときに鳴らす。実際にバイクに乗っている人の話では、自分がスピードを出していて、ほかのバイクや車を抜かすときにも「抜かすよ」という合図としても鳴らすそうだ。これも自分の存在を相手に知らせているということになる。
ここは、幹線通り沿い。
平日は特に朝からの通勤ラッシュで道路はバイク(日本でいう原付みたいなサイズ)
で今日もあふれかえっている。
ベトナムに住む人々の多くの足はバイク。
いつでもどこでも道路は日本では見られないくらい多くのバイクが走っている。
聞いた話によれば、3人に2人はバイクを所有しているのだとか。
本当にベトナムでの生活にはなくてはならない人々の足となっている。
また、朝からたくさんの人々が原付くらいのサイズのバイクに2人乗りをしている。
時には、親子3人や4人で乗っている場合もある。日本では絶対に見られない光景だが、ベトナムではバイクの二人乗りは合法であり、さらに、ある年齢以下の子どもは乗車人数にカウントされないという法律になっているようだ。
歩道では、バインミーというフランスパンにパテや香草、野菜などが挟まっているベトナムのサンドイッチをワゴンで販売している。
ベトナムでは多くの家庭で朝食を家で作り、食べる習慣がないということで、バイクに乗った人が時折、歩道付近に寄って買っていく。
朝食にはちょうどよいサイズと豊富な具材が入っているため、ベトナムの人々の朝食として一般的なものである。
また、ある程度落ち着いた時間帯になると、道路に面した数多くの店先でたくさんの人がおしゃべりをしたり、くつろいでいたりととても時がゆっくり流れているように感じる。
なぜかわからないが、日本のように必ずどこかの店内にいたり、歩いていたり、というわけではなく、座って話をしている光景をしばしば見かけるのである。
また、ベトナムでは店が閉まるのが比較的早い。
暗くなると閉まり始めるところが多く、そもそも昼間の暑い時間になるとワゴンの販売も減ってくるのである。
ゆっくりと時が流れていると同時に、朝早く行動を開始し、夜は早めに床に就くという健康的な生活が彼らの生活を支えているのだと今日も感じながら、クラクションの音と同時に目覚める。
インターン最終日、貴重な体験でした
ついにインターン最終日。
正直、初めは長いな、と思っていましたが、気づけば最終日。
10日間はすごく短かったです。
午前中は、昨日提出したお客様を増やす方法に関して、社長からフィードバックをいただけたので、改めてその検討を行いました。
自分の提案したものが、少し評価されたので嬉しかったです。
そしてお昼ご飯は、オフィスの近くにある食堂でいただきました。
日本食も用意がある食堂でしたが、日本食になると金額が2~4倍くらいになります。
ということで、もちろんベトナム料理。
ごはんの上に好きな具材を2種類選ぶもの。
新しいオフィスに移ってから、ほとんどこの類の昼食です(笑)
でもすごくおなかいっぱいになりますし、おいしいです。
オフィスの近くで、安いごはんを、インターン先の人たちと食べるのも最後か...
そう思うと少し寂しかったです。
(おひるごはん:お肉と厚揚げ、キャベツのいためもののせ)
夕方には、ついに、リクルーティングatホーチミン人文社会科学大学に行きました。
最初に声をかけた方は、日本語を勉強し始めて2週間とおっしゃっていました。
すごく英語で話してくださったのですが、むしろ私のほうが英語がわからず、お話しできなくなってしましました。
もう少し英語が使える程度に勉強しなければならないなということを痛切に感じました。
その後、話しかけた方の中には、私と同い年の方もいました。
ただ、その方は、人文社会科学大学の学生ではなく、日本語検定のために来ているのだと話してくださいました。
最後に出会った2人組の方がとても素敵な方々でした。
日本語のテキストを持っていらっしゃったので、話しかけてみると、とても嬉しそうにしてくださり、テーブルの座席があるところでしばらくお話ししました。
わからない言葉を教えてみたり、逆にベトナムの通りの名前の発音を訂正されたり...(笑)
お互いに一生懸命に話し、聴こうと意識するため、コミュニケーションの本質のようなものを見れた気がしました。
また、考えながらも、とにかく一生懸命日本語で話そうとしてくれるその姿に本当に感動しました。
カフェのリクルーティングには失敗してしまいましたが、それ以上の何かを得られた気がします。とても貴重な体験になりました。
(ホーチミン人文社会科学大学入口)
(大学で話しかけたクーンさんとフーンさん
すごく素敵なお二人でした✨)
夜は、インターン生でごはんに行きました。
海鮮が美味しいというお店でした。
赤貝やタコ、さまざまな料理をいただきました。
また、ベトナム風の焼きそば(?)であるミーサオを初めていただきました。
ちぢれ麺で味付けもシンプル、具だくさんで食べやすかったです。
(ミーサオ)
10日間、大企業でないからこそ大変な部分やベンチャーだからこそのアットホームな雰囲気を知り、また、カフェの経営をしていくうえで必要になることを実際に考える機会をいただけるという本当に貴重な体験をすることができました。
このインターンによって、明確ではありませんが、何かが変わった気がします。
自分自身のキャリアを考えるうえでは大切な軽kんであったと感じます。
超短期インターンを受け入れて下さった社長をはじめ、インターン先のすべての方に感謝します。
ありがとうございました。
(Thank you.NEW office!!)
スピード感は大事だけど...
新しいホテルに移って初めて二度寝せずにすみ、久々に寝起きが辛くなかった朝でした。
昨日まで明け方に起きてしまっていたのはエアコンの温度が高かったからなんだろうな。。。(笑)
オフィスに行くと、オフィスの目の前でお兄さんがお野菜を売っていました!
新鮮そうな色とりどりの野菜が並んでおり、近所の方がかわるがわるお野菜を求めてやってきていました。
日本では、野菜の移動販売はあまり見かけないので、新鮮な光景でした。
(バイクでお野菜売りに来てます)
オフィスに入って最初に、昨日聞いた話をもとに、自分なりに考えたプロモ案を少し見直し、修正して提出しなおしました。
その後はカフェの荷物の片付けを行いました。
お昼には、今日オープンしたばかりのラーメン屋さんに行きました!
日本にもチェーン展開しているお店らしいですが、今まで知らなかったお店でした。
久々に日本のラーメン・煮卵を食べることができてよかったです。
午後からも再びカフェの片付けを行いました。
ダンボールから出すべきものはほぼ出し終え、それぞれ片付けました。
カフェの表部分で見えるものはほぼなくすことができました。
しかし、実際にカフェをオープンさせるとなるとさまざまな問題があります。
スタッフ不足の問題は最大で、スタッフがこれないために、なかなか営業しづらい状態にあります。
また、商品を提供するために必要な材料やノウハウも足りません。
まだまだカフェとしてきれいに見せたいという願望もあります。
スピード感を大切にしなければならない時と、慎重になるべきとき...
その見極めは難しいですが、今は少し慎重になるべきときでもあるのかなとも思います。
夕飯は、先生たちと子豚の丸焼きが有名なレストランに行きました。
子豚の丸焼きは、どこもプルプルしていておいしかったです!
また、何よりも木村さんの言うとおり、あの茶色のパンがとっても美味しかったです!!!
先生たちとごはんご一緒させていただくといつも美味しいところに連れて行っていただけるので、うれしいです😊
(広い店内にもかかわらず、たくさんの人で賑わっていました/こぶたの丸焼きです)
明日はついにインターン最終日。
長かったようですごく短かった10日間。
何があっても最後なので、自分の宝物となるようなしめくくりをしたいです。
たこやき…?!笑
まだ暗い時間帯に雨と雷の音で一度目が覚め、時計を確認すると5:30。
日常の再開
昨日のOFFをはさみ、本日からインターンラストスパートの4連勤。
このインターン中にオープンできるといいな。。。オープンさせたい…
そんなことを思いながら出勤。
新たな宿泊所からの出勤が初めてで、どのくらいバスを待つことになるのかが全く見当がつかなかったため、早めに出勤しました。
すると...
バス停について5分もたたないうちにバスが来てしまいました(笑)
結局インターン先の最寄りのバス停(インターン先まではそのバス停から1分もかかりません)に出勤時間の30分も前に着いてしまい、仕方なくコンビニに入りましたが、私以外にお客さんがおらず、ほとんど暇もつぶせないままインターン先に向かいました...😂
もちろん鍵が開いていないので中には入れず、外で待っていると、近所の親子にJapanese?と聞かれ、Yeah.と答えると、”おはようございます”と言ってくれました!
さすが日本人街の一角。
とても嬉しかったです😊
日中のインターンでは、よりお客さんを多く呼び込むための方法をさまざまな事例を参考に考えました。
単純な案ではありますが、思いついたものがあるので、明日提案したいと思います。
夕方から、なくなってしまったカフェで働いていた方が移転したカフェでもスタッフとして働いていただけるということで、一緒に片付けを行いました。
しかし、彼女は夕方からのみ出勤できるということでした。
また、現在カフェのスタッフは彼女1人のみです。。。
社長は片付けが終わり、営業できる状態になれば、カフェのスタッフが来ることのできる明日の夕方からカフェをオープンさせよう、とおっしゃっておりました。
今日完璧には片付け終えられなかったので
明日、今日の続きと掃除をしてピカピカにし、カフェを始められたら最高だと思います。
正直、今日は疲れ果ててしまいましたが、今日しっかりと寝て、明日カフェをオープンさせられるように頑張ります。
あ...
今日写真1枚も撮ってない。。。😢
唯一の列車、そして恋しい日本
朝8時にホテルの下で集合し、バスでサイゴン駅に向かいました。
列車はサイゴン駅から北部のハノイまで通じており、ハノイまで列車で行くと33時間かかるということを聞き、日本の鉄道がいかに発達しているかを改めて知ることができました。
列車は、最下位ランクということで、木の椅子でした。また、窓がなく、鉄格子のみがついているため、直接外の風を感じることができます。一応扇風機がついていますし、列車に入ってくる外の風は意外と涼しいので、心地よい暑さでした。
(列車内観:入り口、鉄格子、木のイス)
上のランクになると、窓がついているようだったため、エアコンも入るのではないでしょうか...(笑)
列車はあくまで電車ではなく、鉄道で、おそらくディーゼルで走っているものと思われました。(上にパンタグラフや電線は見えなかったので...)
そのため、走り出すとエンジン音がなかなか大きかったです。
加えて窓がないため、よりリアルな音を聞くことができました。
(鉄道外観)
ビエンホア駅へは約40分間の道のりでしたが、さまざまな街の風景を見ることができました。
自分が通っているのがどのあたりかわかりませんでしたが、町並みや雰囲気の変化で、町や地域が異なることはわかりました。
ビエンホア駅から、目的地のタイホア教会まで、タクシーで移動しました。
タイホア教会はとても広大な敷地とともにさまざまな施設がありました。
礼拝堂や墓地はもちろんのこと、児童館のような役割を果たしているということで、子供たち向けの遊具やグラウンドもありました。そして、土日に子供たちにキリスト教の教えを伝えるなどの私塾のようなものを行う校舎もありました。
(タイホア教会)
ベトナムでは、現在も土葬が主流ということで、日本では、上に長いお墓が主流ですが、ベトナムでは、奥行きのあるお墓でした。
墓石にお墓で眠っている方の写真が入っていたのは、今回見たお墓の特徴であったと思いました。
神父様のお話の中で、
「以前はキリスト教に対する政府の弾圧が、かなり厳しく、外国人が教会に入ったところや、宿泊することが政府に見つかった場合、神父様が聴取を受けていたと思う。近年では、規制が緩和され、以前に比べるとキリスト教に対する圧は減っているということでしたが、今でもイベントなどの際には政府に申請をしなければならない」
という神父様のお話を聞いて、社会主義国ならではの宗教に対する考え方の難しさがあると感じました。
帰りは、タイホア教会の最寄りのバス停からベンタイン市場までバスで帰りました。
長距離バスのためか、車内ではベトナムの歌手のライブ映像か何かが流れており、とても賑やかでした。
(バス内部)
途中、ドンナイの工業地帯であるのか、たくさんの外資系(ベトナム目線で)の企業の向上を見つけました。
私の中での驚きは、久光製薬のサロンパスの工場を見つけたことです。
SALONPAS と書いてある工場を発見しました。ベトナムにもサロンパスが進出していることは知りませんでした(笑)
ベンタイン市場に帰ってきたあと、昼食のために丸亀製麺に入りました。
イオンの店舗とは、若干価格やメニュー内容が異なっており、それぞれの場所に合った価格やメニューにしているというマーケティング戦略を垣間見ることができました。(笑)
(昼食)
おやつにスムージーが有名なお店に行きました。
私は、ストロベリー&パイナップルのスムージーをいただきましたが、甘すぎず美味しかったです。
(ストロベリー×パイナップルスムージー)
その後ビンタイ市場に行ってみました!
香辛料やナッツなどの食料品から、ハンガーや化粧品といった日用品を買いまでたくさんのものがありました。
(市場外観、市場内観)
夕方に換金しに最初に換金したところと同じ場所に行きましたが、レートが高くなっており、先週と同じ金額を換えましたが4万ドンくらい先週よりも増えていました。
夕食は、レタントン通りにある日本食のレストランに行きました。
人数が多かったためか、掘りごたつ式の個室に案内され、落ち着いてとても贅沢な夕食をとりました。
雑炊を食べましたが、おなかにやさしく、久々に日本の料理を夜に食べやはり自分は日本食が好きなのだなということを実感するとともに少し日本が恋しくなりました。
(夕食の雑炊)
明日から再びインターン。
ベトナム生活もあっというまに折り返し地点に来てしまったので、悔いのないようにあと1週間過ごしたいです。